新型コロナウイルスの影響でなんとなく外出を控えている方々、「そろそろ我慢の限界!」と叫びたい気持ちを抑えて頑張っている方々に手作り簡単お菓子をご紹介します。「コロナのあの時期は嫌だったなぁ」というネガティブな思い出だけにならないためにも、いつもと違うことをしてみませんか?
「え、でも、子どもたちが学校に行けないし、いつも出掛ける夫が家にいるからもう食事作りだけでいっぱいいっぱい。手の掛かることなんてしたくない」という声も聞こえます。それならせめておやつ作りだけでも子どもたちやご主人に任せてみませんか?
まず用意する材料はお好みのあんこ、で良いかと思います。今の季節であれば、春らしい香りの「いちごあん」がおすすめです。ということで、茜丸の『ほんのり苺あん』、『あまおういちごあん』を使ってみたいと思います。どちらのあんこもいちごの瑞々しさを大切にして作られているそうです。また、さくら味の『春色さくらあん』もいいですし、さっぱりした『紀州梅あん』は少し濃い目の緑茶とよく合いそうですね。
「やっぱりあんこは小豆でないと!」という方には、常務イチオシの、材料を吟味しつくした上品な味わいが自慢の『極上皮むきあん』はいかがでしょうか? 滑らかな食感と共に、ワンランク上のできあがりが期待できます。
もうひとつの材料は、クラッカーや薄切り食パンですが、あれば最中の皮がベストです。最中も皮だけ手に入れることができるんですよ。噛めばパリッと音がするほどよい薄さとかたさ、そして、鼻に自然と入ってくる香ばしい香り。最中の皮は、あんこを引き立てる最高の仕事をしてくれます。
材料はこれでおしまい。次に作り方ですが、クラッカーや薄切り食パン、最中の皮を土台にし、あんこをこんもりと塗るだけ。はい、終了! カンタンでしょう? これなら、お子さんや面倒くさがりのご主人にもお任せできます。
あまりに簡単すぎて、何かもっと工夫をしたくなるかもしれません。果物やクリームをトッピングしてもいいかもしれませんね。その時は、褒めて褒めて次につなげましょう。きっとまた作ってくれますよ(笑)。
実はこのレシピ、あんこを愛してやまない、私の普段の簡単おやつです。買い置きのチョコレートやクッキーがひとつもない。買うとつい食べてしまうからと我慢したものの、甘いものが食べたい、少しでもいいから食べたい、そんな時にササっと作ります。あんこはいいですよ。変にもたれることもなく、罪悪感を持つこともなく、甘いもの食べたい欲を満足させてくれます。
色とりどりで並べるとこんなにも華やか。友人とのおしゃべりのために用意しても十分な見栄えでしょう? 茜丸のあんこは全体的に甘さひかえ目なので、何枚でも食べられます。「美味しい! もう少しないの?」なんてリクエストされてもササっと追加で出せるのがまたいいです。気を遣いすぎないことは、気を遣わせないで済みますからね。おしゃべりも弾みます。
最中の皮だと本当は2枚セットにしてあんこを挟むのが正解でしょうが、私は1枚だけを使い、あんこをのせてカナッペ風にします。最中の皮は美味しいですが安くはないので、大事に使いたいですからね。茜丸で取り扱いがある、20枚入りの『もなか種<小梅>』であれば思ったより長持ちしますよ!
ちなみに最中の皮は何からできているかご存知ですか? 見た目から「小麦粉?」という方が多いかもしれません。でも実は、もち米からできています。つまり、おもちの材料と同じなんです。だからこそ、この香ばしさなのですね。それに薄くても、もち米ですからしっかりお腹にたまります。食感は軽くても、好きなだけあんこをのせれば、数枚でも十分な満足感なのですよ。
あんこカナッペ風は、材料さえ常備しておけばいつでもすぐにできます。どうぞお試しください!
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