作り方は、もなかの皮さえ手に入れば簡単です。幸いにも茜丸では「小梅」という商品名でもなかの皮だけ売られています。名前の通りかわいいサイズで、ワンポイントの梅模様がおしゃれです。
そういえば、最近の東京土産で人気があるという「パイナップルどらやき」は、どらやきの皮にパイナップル模様の型押しがあります。そこがかわいいとTVで紹介されていました。このひと手間が大きな違いなんですね。もなかの小梅模様もさり気なく効いています。
そしてもう一枚のもなかの皮で蓋をする・・・かどうかは迷いどころ。試しにもう一枚でふたしてから食べようとすると、アイスがすぐに溶けて食べる時にこぼれました。ふたをしない方がよさそうですよ。
たっぷりアイスを入れてもなかアイスにしたい場合は、冷凍庫でさらに凍らせましょう。もなかの皮のパリパリ感はなくなりますが、夏らしい手作りお菓子になります。この時にはもなかの皮にあんこを塗るのではなく、アイスクリームの間に挟み込むといいでしょう。固さがどちらも同じになりますから一緒に楽しめます。
私はもなかの皮の香ばしさを味わいたいので、オープンサンドイッチのようにあんことアイスをのせてそのままいただきました。あんこの色とアイスクリームの色のコントラストが美味しそうで待ちきれなくなったというのが本音ですが。
食べてこそわかったことですが、このアイスもなかはアイスクリームの冷たさ、フルーティーあんこの和の甘さ、噛む度に楽しめるパリパリっという音、鼻に入ってくる香ばしい香り、と五感が刺激されます。こういう刺激ひとつひとつに敏感なお子さんたちならもう大喜びでしょうね。もちろん、大人でも楽しめると思います。味だけでなく音や匂いも美味しさのうち♪ですね。
思い立った時にすぐに作れる、軽くて香ばしいもなかの皮を使った「アイスもなか」。和スイーツ好きの方のレパートリーを広げるアイテムかもしれません。う~ん、もなかの皮も手作りできないかなぁ?と興味はつきません・・・。
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