甘いものは何でも好き。そんな好きなもの同士を組み合わせて何かを作れば大好きなものができ上がる。これは自然の道理です(笑)。
前回の「白あんと桜の花の塩漬け」に続き、今回は「白あんとフルーツ&ナッツ」です。あれ、3つ?
白あんはもちろん茜丸製。今回は粒白あんを使いました。普通の黒あんこももちろん美味しいですが、白あんは白あんの美味しさがありますよね。「白あんを存分に食べたい!」「羊羹を作ろう!」とある日、思い立ちました。
もうひとつの好きは『フルーツ&ナッツ』。セブンイレブンから調達しました。このフルーツ&ナッツがホントにもう美味しいんですよ。どこのセブンイレブンにもあるわけではないので、見つけたらすぐに買い占めるほどです。ナッツが丸ごと入っているので羊羹に入れるためにはナッツは包丁で砕きました。
作り方は簡単です。
①水150ccの中に寒天パウダー4gと砂糖を70g入れる(砂糖の量はお好みで)。
②沸騰したら粒白あん250gを入れて煮とかす。
③容器の底にドライフルーツ&砕いたナッツを入れる。
④粗熱をとった「②」を注ぐ。
⑤常温で放っておいたらできあがり。
寒天なので冷蔵庫に入れる必要はありません。すぐに固まります。羊羹は少し固めにできあがったので、お好みでもう少し寒天パウダーを減らす、もしくは水を増やしてもいいかもしれません。注いでみたらナッツは軽いので浮いてきました。そこでもう一つはナッツなしでドライフルーツだけにしてみました。
さて、実食!
まずはナッツなしの方からです。砂糖を控えめにしているので、ドライフルーツの部分はフルーティな甘みが増し増し。プリンでいえばカラメルソース部分のように濃厚な甘さを感じて幸せ感じます。白あんともしっかりマッチしていました。
もうひとつナッツがバラバラに散っている方もこれまた美味しかったのですよ。途中のナッツの食感がなんといっても楽しいです。最近、YouTubeなどで咀嚼音を聞くのが流行っているそうですが、かた柔らかいとでも表現したいおもしろい音が鳴ります。こちらは美味しいうえに楽しいです。
どちらもおすすめなので皆様もぜひお試しください。思い立ったらすぐにできますから。そうそう、もうひとつおすすめなものがありました。それがこれ! 下の写真を見てください。
鍋肌についた白羊羹をスプーンでこそげ取りました。つるりときれいにとれます。しっかりもったりとした羊羹ももちろん美味しいですが、これはこれでペラリンと食べられる薄さがまた魅力です。
こういった副産物的なものはなぜにこんなに心ひかれるのでしょう。カステラの切れ端、泡立て器についた生クリームなどなど。できあがりの前にもらえるつまみ食い的なうれしさがあるからでしょうか。私の中のおいしい副産物リストに「鍋肌についた薄っぺら羊羹」も入れなくては、です。
以上、「好き×好き=大好き!」シリーズ第二弾でした。皆さまも好きなものを二つ使って、オリジナルな手作りおやつに挑戦してみてくださいね。
【業務用あんこ販売店】
◆『白粒あん徳用』
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