前回、天王寺の四天王寺に行った帰りの天王寺駅前商店街のお店で、よいもの手に入れました。それは「桜の花の塩漬け」。奈良の吉野でよく売られている、桜の花の羊羹を作ってみたいと去年から思っていたので、ようやく実行に移せます。
参考までにそのお店を紹介しておくと、名前は「近江の館」で天王寺商店街の中にあります。売られているものは健康に気遣ったこだわりのもの。質の高い豆や海藻などの食材もいっぱいでした。名前から察する通り、滋賀産のものが多かったですが、他にも全国からの美味しいものを集めていました。
今回、私が買ったのは、桜の花の塩漬けと滋賀の名物「えび豆」と、さくらごはんの素、そしてゆずはちみつです。他にもたくさん魅力あるものいっぱいでした。店の片隅にはカウンターがあり、お茶や試食の品々がふるまわれます。それを飲んで食べておしゃべりしている内についもう一品買い足したくなる、まるでアラブの国々のような楽しい売り方でした。
近江の館、お値段も手ごろでしたから是非どうぞ。1か月に一回、季節に合わせて品物が入れ替わるそうです。四天王寺からこのお店までの道すがら通天閣も見えますからちょっと楽しいお散歩コースですよ。もちろん、茜丸でおいしい『五色どらやき』や『みるく饅頭かぶきもん』を手に入れるのもお忘れなく!です。
と、今回の本題は、桜の塩漬け「桜茶」を使っての桜羊羹作りでした。いつものように作り方は簡単です。
1.桜の花の塩漬けを水につけて広げておきます。
2.水150ccの中に寒天パウダー4gと砂糖を70g入れます(砂糖の量はお好みで)。
3.沸騰したら粒白あん250gを入れて煮とかします。
4.粗熱をとった後、容器に7分目ほど注ぎます。
5.「1」の水に味を見ながら水を加え、寒天パウダーを0.5gほど入れます。
6.沸騰させてから少し冷まします。
7.「4」の白あんが固まったのを確かめてから「6」を注ぎます。
今回は羊羹部分と透明部分がありますから、二段階ふまなければいけませんが、できあがりの満足度は高いです。見てください、この美しさ!
桜の花の塩漬けから桜の香りがうつった上の透明部分がかぐわしいこと! 桜を鼻からも感じられます。色合い的にも白い羊羹によく合います。奈良の吉野では黒小豆の羊羹や抹茶の羊羹でも作られていますから、他のあんこでも楽しめそうですね。
今年は思いの外、桜の開花が早く、入学式が行われる4月には終わっているのではと危ぶまれていますが、この桜の花羊羹なら春爛漫の景色を思い浮かべることができます。白羊羹の作り方は本当に簡単ですし、今回の桜の花は春の気分をアップさせるには最適のアイテムですからおすすめです。
以上、好き×好き=大好きシリーズ第一弾「白あん×桜の花」でした。次回は、大好きなフルーツ&ナッツを使います!お楽しみに。
【業務用あんこ販売店】
◆『白粒あん徳用』
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