科学好きな子どもを育てる手作りお菓子が15分で!

 新型コロナの影響でおこもり生活をしている内に春はいつのまにか始まり、そして桜も咲きました。今回は遠くに花見に行かず近所で済ませたという方も多いでしょう。いつもより地味に過ごしたからまだまだ春を満喫していないともやもやしている人もいるかもしれませんね。

 そんな方たちに『春色さくらあん』を使った「桜寒天」をご紹介します!

 作り方はいつものように超簡単の3ステップです。作るだけなら15分もかかりません。道具も少なくて片付けも楽々ですよ。

1.水に寒天と砂糖を煮溶かし、沸騰させる。

2.『春色さくらあん』をたっぷり入れる。

3.容器に移して固める。

 あんこがたっぷり入っているので、砂糖は少な目でも大丈夫です。お好みの甘さで加減してください。容器に入れていくつも作っておけば数日間楽しめます。朝一番は甘いものからなんてわがままもできちゃいます。手作りのよさは心おきなく、いつでも食べられることもありますよね。

 茜丸の『春色さくらあん』は、桜葉もしっかり入った桜の香りが大好評のあんこです。春らしさを演出するあんぱん用としてプロアマ問わずご注文をいただきます。パイやスコーンの中に入れてもしっかり桜の味がするので用途が多いあんこと言えます。

 今回はこの『春色さくらあん』をたっぷり入れて固めました。ひと口毎に桜の香りが鼻を抜け、まるで桜の木の下で花見をしている気持ちになれます。正確には花見の時にはあまり香りはしないんですがね。そこは想像力を働かせてそんな気分、気分。

 また、もうひとつ超簡単な二層寒天もご紹介します。あんこそのものが重いので、あんこの量が少ない時は下に沈み、自然と二層になることを利用しています。こちらは『栗きんとんあん』で作ってみました。いろいろな種類のあんこの中でも甘味が強めのものをおすすめします。例えば、『キャラメルミルクあん』、『あまおういちごあん』、『完熟マンゴーあん』などを使ってもいいかもしれません。

 作り方はこれも3ステップです。

1.水に寒天と【多め】の砂糖を煮溶かし、沸騰させる。

2.『栗きんとんあん』の量を加減しながら入れる。

3.容器に移して固める。

 先程の3ステップとの違い、わかりましたか? そう、砂糖の分量の違いです。今回はあんこが少な目なので砂糖は多めにします。味を確かめながら量を調節してくださいね。あんこの量ですが、これは二層にしたときのバランスを思い描いて決めるとよいでしょう。真ん中で分かれる二層がよければ水に対してのあんこの量は半分以上必要です。

 今回は水の量に対してあんこはかなり少な目、6分の1程でしょうか。結果、分かれて層になった時も半分よりずっと少ないあんこ層になっています。このバランスのセンスは皆さんにお任せします。

 この二層あんこのいいところは4つあります。

1.あんこの量が節約できる

 同じ量の寒天を作ってもあんこの量は少なくて済みます。「あんぱん」などで使った後にあんこが微妙に残ってしまった時、皆さんどうしていらっしゃいますか? あんこトーストにするのももちろんいいのですが、この二層寒天はなんといっても簡単にできますし、なんとなく甘いものが欲しいという時にちょうどいいおやつになりますからおすすめです。

2.子どもたちの科学への好奇心を刺激する

 「どうしてこうなるんだろう?」といつも好奇心を持って様々な現象を見ることが科学への興味のきっかけ。よく混ぜて一色にしたはずなのに、気がつくと二層になっている。「なぜ?」と一緒に驚いてあげられるといいですね。

3.きれいです!アートです!

 今回使った砂糖はサトウキビ糖なので、寒天部分はほんのり茶色に色づいています。それを予測しての『栗きんとんあん』だったのでした。透明感のある寒天にしたい場合は、グラニュー糖を使うとよいですね。照明に近づけるとさらにその美しさがよく見えます。

4.二種類の味が楽しめます

 言うまでもなく二種類の味が楽しめます。底に沈んだ羊羹的な部分ももちろん美味しいですが、寒天そのものの味も捨てがたいと思いませんか? 蜜豆の中の寒天のほんのりした甘さと歯ごたえもあれはあれで好きという方もきっといらっしゃいますよね。

 以上、今回も簡単で楽しい手作りお菓子のご紹介でした。

AKANEMARU NEWS

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