去年の大きなニュースとして、沖縄の首里城が焼け落ちたことがあります。大きなショックを受けましたが、その後、クラウドファンディングという方法で再建の費用を募り、あっという間に、それも予想をはるかに超える額が集まったというニュースも流れ、少し胸をなでおろしました。
初めて「クラウドファンディング」を耳にしてからもう何年経つのでしょう。海外では技術やアイデアを持った若者たちが自己資金でどうにか新製品の完成までこぎつけ、そこからさらに開発を重ねるために、また宣伝も兼ねてファンドを募っていました。
大きな金額も皆で少額ずつ集めれば、素晴らしいアイデアが早く形になるかもしれない。その開発を手伝えたという喜びと、またいち早く新製品を手にできるという嬉しさが味わえ、いわゆるウィンウィンの手法だなぁと考えています。
と、ここまでお読みくださり、ありがとうございます。私たち茜丸もこのクラウドファンディングという方法を使って、新製品『あんとバター』のためのファンドを募りました。お陰様で当初の予想を超える金額が集まり、皆様の期待の大きさをひしひしと感じております。
この『あんとバター』の味は全6種類あります。基本の「小豆」、そして「いちご」、「かぼちゃ」、「抹茶」、「いちじく」、「ゆず」です。茜丸のあんこファンの方からは、「あれ、バナナは?レモンは?」といった声も上がるかもしれませんね。それは後々のお楽しみに。
早速、ひと塗り。瓶に貼られたシールに「和ジャム」とある通り、滑らかな食感。なんといってもぬりやすいです。やわらかいブリオッシュなどにもさっとぬれますよ。バターの濃厚さも加わり、クラッカーなどにも合いそうです。
静岡産の紅ほっぺを使ったいちご味の『あんとバター静岡産いちご』は、蓋を開けた時にしっかりいちごの香りがしました。口に入れた時の爽やかな酸味、そして甘さが特長です。一般的なジャムと同じように果物そのものの美味しさを感じられる味に仕上がっています。ジャムですから素材のよさが感じられないと!とそこはこだわりました、とのことですよ。
先程紹介したクラッカーに色の組み合わせを考えながらのせてみるのもおすすめです。かぼちゃのオレンジとゆずの黄色。抹茶の緑といちごのピンク。お互いが喧嘩することなくなじむこの感じが和の国、日本でしょう。え、大げさですか。
ひとつひとつの味をご紹介したいところですが、ぜひ皆様、実際にお召し上がりくださいませ。いずれも香りや味わいに特長のある素材を選んで作っていますから「どれも自信作です!」とだけお伝えしておきましょう。
はるか昔から慣れ親しんでいる豆の豊かな味わいを基本に、旬や走りの野菜や果物を価値あるものとする日本人DNAが生み出した新製品『あんとバター』。どうぞご賞味くださいませ。
0コメント