こちらの記事は、 海外在住のライターが一時帰国中に執筆した記事です。
2週続けてお届けします。
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最近、海外に行くことが多いのですが、久しぶりに長距離ドライブしたら、やっぱり日本はいいなあと思ったのですよ。道は便利だし、美味しいものが途中で食べられますから。
今回は関西から長野、そして一泊した後、山梨を通って静岡へ行くというルートでした。かなりの距離なので二人交替で運転したとはいえ、さすがに疲れました。でも、今回もおいしいものを見つけてしまったのです!!
ドライブ途中のSAや道の駅は長距離ドライブには欠かせない休憩の場。そしてその地域の特産を知ることができる楽しい場所です。今回寄ったのは山梨県南巨摩郡南部町の道の駅。これまで使ったことがないルートだったので訪れたのは初めてです。
富士川沿いを走る道はとても走りやすかったです。山梨といえば富士山ですが、途中これって富士山?裾野が長くてきれいだし?と見間違えそうな長者ケ岳があります。いくつもあるトンネルの近くではミツマタの群生もたびたび目にします。
ミツマタは春になるととてもいいにおいの花を咲かせるんですよね。和紙の材料としてコウゾと共に有名ですが、私はその甘いにおいを知りたいと思い続けてきました。有名な群生地があると聞いていましたが、そのうちの一つが山梨だったとは!次回は登山で行きます、きっと。
話戻して、休憩によった南部町の道の駅「なんぶ村の駅」では、たっぷりあんこが魅力的すぎる「くず抹茶羊羹とあんこクリーム」をいただきました。抹茶のぷるぷる葛羊羹ももちろんおいしかったんですが、ここの粒あんがびっくりするほど美味しかったんですよね。
おまけにこの南部町はお茶の名産地。高低差のある土地柄のためにまろやかな味のお茶が生まれるそうです。機械から自動で出てくるお茶をいただいてみましたが、十分そのおいしさは感じられました。満足満足。
季節柄、いちごのスムージーもありましたからいただきました♪ これもね、ホントおいしかった!いちごを惜しみなく使ってあったのでしょう。そのわりにはお値段も手ごろで日本人向き。最近は外国人向けに高くなる一方ですからほっとしました。
いちごは、アジア圏の人たちの間でずいぶん広まってきました。特に日本のいちごは種類が多くて味もさまざまで、ちょっと油断すると笑、また違う名前のものが売り出されています。いちご農家の方々の頑張りには頭が下がります。ドライブで疲れた体と心にしみわたる栄養価も高いスムージーでしたよ。
あんこ、抹茶、緑茶、いちご。この季節のおいしいものを堪能できました。あんこは他のアジア圏にもあり、それぞれの美味しさがあるんでしょうが、この南部町でいただくあんこは空気のよさもあいまってか感動的なほどでした。いや、ちょっと意外でした。
山梨に来るときがあれば、ぜひまた寄りたいです。日本人が喜ぶハイクオリティーな抹茶と緑茶、そしてあんこを食べに。南部町の道の駅の皆さま、おいしくて幸せな時間をありがとうございました!
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