あんこ好きが高じて、他の豆でも作ってみたいと思ったことはありませんか。私はあります。
今回、試してみたのは、珍しい外国からの食材が売られているお店から購入したもの。スパイスや異国のラーメンなど楽しいものがいっぱいですが、豆の種類も多くて、どんな味なんだろうと興味津々でいつも眺めています。
この豆の名前は『チャウラ』。たぶんこれはヒンディー語、つまりインドから。英名としては『ホワイトロビア』なんでしょう。カレーを作るときに使いますが、豆そのものの味は香ばしくて豊か、でもどんなに煮込んでも崩れないんですよね。あんこにはどうでしょう?
一晩水につけてみました。硬めの豆ですから。まずはさっと茹でます。そしてこぼし、次は砂糖を入れて煮込みます。砂糖は味を見て量を決めます。この豆は固めに仕上がるでしょうから、かのこを意識して甘めに仕上がるように多めに入れました。
グツグツグツ…。茜丸の工場のあんこ作りの様子を思い出しながら、近くで見守ります。砂糖が入っているためか思いのほか早く、水が減ってしまうことがあるんですよね。今回も何度か柔らかさ加減を見てあと少しかなあと思ったところで少し目を離し、危うく焦げつかせるところでした。皆様も試しに作ってみられるときにはお気をつけくださいね。
できあがり。いかがでしょうか。うん、味はいいです。この豆そのものの美味しさがあります。噛めば噛むほどに滋養が溢れ出てくるようです。世界中にはたくさんの種類の豆がありますが、それぞれの味わいの違いを知ったら、料理でいろいろな豆を試したくなるのもわかりますね。
しかし、う~ん、あんことしてはどうでしょう。噛み応えがありすぎです。もしかしたら早くから砂糖を入れ過ぎた?砂糖を入れるのはもっと後にした方がよかったかもしれない。その方が柔らかく仕上がったかもしれない。これは次回への課題です。
牛乳にあんこも入れて寒天を作り、添えてみました。色合い的には好き。あんこを入れたので味が濃厚になり、自分好みで気に入りました。しかし、しかし!噛み応えがありすぎるあんこはいただけません。かのことして考え、おはぎの外側用に使うのはありかもしれませんが、牛乳かんのなめらかさには合いませんでした。
でも味は本当にいいんですよ~。他の豆ではどうだろう?とさらに挑戦してみたくなりました。次に狙うはレンズ豆。オレンジ色のおもしろいあんこができそう。またやってみたら報告しますね。
あんこへの興味は尽きることはありませんね。ホント大好き!
【業務用あんこ販売店】
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