受験生だったときには全く縁がなかった(笑)、東京大学に行ってみました。いつでも見学可能。食堂でご飯も食べられます。食堂では少し難しげな話をする人たち、語学の講師と思われる外国人、私のような一般見学者などさまざまな人がいました。パスタとスイーツを食べましたよ。
季節柄、銀杏の黄葉が美しく写真をたくさん撮りました。東大の校章は銀杏のデザインですから、銀杏は東大のシンボルツリーなのでしょうね。
歴史を感じる建物を眺めゆったりとした敷地内を歩きながら、一生学びだよねと背筋がスッと伸びる思いでした。いいですね、たまに大学を訪れるのは。
さ、ここからがあんこの話♪
そんな余韻に浸りながら正門を出てお茶の水方面に向かうと、交差点角に和菓子屋さんを見つけました。「大學最中」という文字が見えます。『学』という字が『學』になっているのがなんともよい感じ。
東大のすぐ近くにある和菓子屋さんの大学最中。なんだか賢くなれそう♪今年受験の姪っ子にあげたい…そんな需要がきっとあるでしょうね。私もあやかりたいから購入ーっと!他にも美味しそうなお菓子がありましたが今回は最中だけ。
最近は、あんこそのものの美味しさにますますハマっているんですよ。今回の最中は、一つは小豆の粒あん、もう一つは白隠元のあんこ。白隠元が楽しみ楽しみ。
夕食後、早速開けました♪ 大学の文字が輝いていますね。學の字がやっぱりカッコいいです。シンプルな無駄のないデザインと堂々とした大きさと形が、落ち着きを感じさせます。なんとなく東大っぽい。
大きめなのであんこもたっぷり。あんこ好きにはたまりません!
甘さは適度。甘すぎず、あっさりしすぎず。そうか、これが東京のあんこか、東京の人の好みか、などとつい違いを探しながら味わってしまいました。
たくさんのデーターを集めたわけではありませんが、ここでいろいろなものを食べて思ったことは、東京の味は全般的に濃さ、薄さの点では中間。より多くの人に好まれるよう研究され尽くした味のように思いました。
あとは見た目。今回の大学最中は研究の末のシンプルな形や大きさであるように思いますし、その他あちこちで目にするものも、とにかく他との違いを出さなくてはと細かいところにまで工夫をこらした見た目になっています。ライバルが多ければ見た目から違いを主張しないと誰の目にも留まりませんからね。
知人に昔聞いたことがあります。京都の商売は難しい。長い付き合いを大事にするから新規参入はなかなか相手にされないと。そんな商売の方法であれば、作り手たちは安心して味を深く深く追求していくことができますね。他のマネではない自分らしさを貫くことができますね。
東京もいいけど京都もいいな。
などと、最中一つで勝手な妄想をしながらペロリといただきました。東大の風に当てられていろいろ考えてみましたが、そういえば、ここは皇居もある東京。皇室御用達のあんこのお菓子は何?とまたまた興味が…
あんこ広め隊の探究はまだまだ続くのでした。
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