前々回のブログでご紹介したチャパティはインド系の国々では日常使い的ですが、今回ご紹介するのはパラタで、かの国ではたまに?ときどき?食べるパンです。
チャパティは無発酵なので薄く、そして『アタ』という全粒粉を使うので健康的です。一方パラタは、精製度の高い小麦粉を使います。そして作る過程が非常に面白いです。何度も織り込み、その都度『ギー』という純度の高いバターのようなものを塗ります。
こちらも発酵いらずなので短時間で出来るのですが、手がかかっている分 サクサクパリパリ そして濃厚な味わいなので山羊の肉など、かなりオイリーなカレーに合います。これだけで食べても美味しいですよ。
ギーがなかったのでオリーブオイルで作ったときの動画をご紹介します。素人がしたものなのでプロの手とは違うだろうと思いますが、楽しんでくだされば幸いです。小麦粉はアタを使っています。
特に最後の部分にご注目ください。三角帽子のようにねじりながら高さを出し、それをぎゅっと押さえてつぶしてまん丸のパンにするのが非常に楽しいのですよ。
このパラタ、今では冷凍パンとして売られており、簡単に手に入ります。便利な世の中になりました。手作りの出来たてを焼いたときよりは味は少し落ちますが、冷凍技術の高さのおかげでしょう。ありがたい!
焼く時は以前紹介したチャパティと同じくフライパンです。チャパティは上面を布巾で押さえてその反発で膨らめるという技術がいりますが、こちらは放っておくだけで膨らみます。写真でその膨らみ具合、見えますか。
さて、このパラタに何のあんこを乗せるかですが、パラタ生地に負けない「あんバターあん」を選びました。パンも濃厚、あんこも濃いめ。これはもう!甘さを心から欲するときには最高でしょう。
こんなに暑い夏ですもの。とにかく食べたいものをしっかり食べる。これが一番です。お試しになりたい方、輸入ものが多くて楽しいと最近人気の某スーパーにありますのでどうぞ♪
そうそう、以前ベトナムで飲んで美味しかったスイカジュースも見つけたので買ってみました。こちらはタイ製。夏は何かと甘いものが欲しくなりますね。
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