季節ごとにさまざまな味のお菓子や料理が話題になってくると、四季のある日本(もちろん日本だけではないけど)っていいなあ、その季節を食べ物に反映させ味わうのって楽しいなあと思います。
で、今回注目したのが「ずんだあん」。もちろん茜丸製造の膨大なるあんこの中にもありますよ!名前は「涼味ずんだあん」。そうですねえ、考えてみれば原料は枝豆なので、ずんだあんは夏なのかも。でも春になり緑が美しく輝く季節にも食べたくなりますねえ。
ずんだあんは枝豆特有の香りや味を生かすためか、甘さひかえめで作られることが多いように思います。同じく緑色のあんとしてうぐいすあんもありますが、こちらの原料は青エンドウで甘めに作られることが多いですね。
ということで、ずんだ団子を実食!粒々をわざと残し、素朴なイメージ。ずんだ餅はNHK大河でも東北のお菓子として紹介されていましたかね。なめらかにしないからこそ枝豆の特長がより感じられます。独特な香りは好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、たとえ少し苦手であっても自然な季節の味と思えばそれはそれで楽しめそう。
春の山菜なども特別な香りや苦味があり、それが冬の長くてこもりがちの日々から気持ちを切り替える刺激になります。ずんだあんの香りもそのイメージと重なります。私、個人はくせがあるからこそ好き!季節を感じられるという点でハナマルをあげたい。だんごというあっさりしたものを組み合わせたセンスにも感心します。おいしくいただきました。
さて、茜丸製の「涼味ずんだあん」については、名前からしたら夏のイメージで春には早すぎる?と思われる方もいらっしゃるかも。が、どうぞ思い立ったときにはぜひご検討ください。春になり爽やかで心地よい風が吹き始めるとじわじわと注文が入るあんこですよ。
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