どら焼きはやっぱり欠かせない

 先日、今話題の「東京リベンジャーズ」を見に行ってきました。こういった種類の映画は昔なら見なかったんですが、キャストの中に推しがいるもので(笑)。今回は2作目。で、前回の映画のワンシーンが出てきて改めて思いました。どうして「どら焼き」?

 最強のすご技・ハイキックをもつマイキー。柔らかい印象とは裏腹なキレ味鋭い表情を見せる、吉沢亮さんが演じています。そのマイキーが、初めてタケミッチの前に姿を現す時に手にしているのはなぜか「どら焼き」なんですよ。甘いもの好きなキャラクターなんだろうとは伝わりますが、改めてなぜに「どら焼き」?

 ちなみにタケミッチを演じているのは、北村匠海さん。喧嘩の仲裁?に入った際に落とした「どら焼き」に気がつき、激高するマイキーに驚いていました。確かに、どら焼きひとつに執着する姿は、タケミッチでなくても意外でビックリ。でもあんこ好き、どらやき好きの私にはなんだか嬉しくて微笑ましいシーンでもありました。

 でも、どうして「どら焼き」なんでしょう?

 マイキーに庶民的なイメージを持たせたかったんでしょうか。手に持った時に小さすぎず、大きすぎずなので画として丁度よかったんでしょうか。それとも監督やプロデューサーもしくはスポンサー会社がどら焼き好きなんでしょうか。いやいや、吉沢亮さんが実はどら焼きのファン?と、勝手な想像を膨らませました。

 そうそう、「どら焼き」といえば、茜丸で新しい味のどら焼きが出たんです。名前は『あんバターどらやき』。

 「あんバターパン」が流行り出してから数年。その動向を見守っていますが、「あんこ」と「バター」の組み合わせはもう廃れることはないでしょうね。パンの種類も様々出され、スナック菓子やチョコレート、飴などにもあんバター味は登場しています。

 そこで茜丸でも!というわけですが、あんバターパンが世に出てからすると、少し時間がかかっていますね。でもこれまでの『茜丸五色どらやき』等とはまた違った美味しさを目指し、あんこの糖度や柔らかさ、バターの割合等を研究し、最高のものをと思えばこそかかった時間です!

 早速食べてみましたが、甘さ控えめで豆の味わいが豊かな和テイストである『茜丸五色どらやき』と違い、濃厚な味わいが感じられます。ほんのり香るバターの味がいいなあ~と、しみじみ味わいました。バター入りですからあんこもバターの美味しさをより生かせる糖度になっていますよ。

 ま、消費者としてなら、ただ食べて、「ウン、美味しい!」と思えればそれでよいんですが。

 あっさり派、もしくはお年寄りには和テイストのどら焼きを。フルーティーさを求める、もしくは若い人向けにはりんごのどら焼きを。そして、しっかり濃厚な甘さを求める日には今回新発売の『あんバターどらやき』をどうぞ(他にもいろいろなどら焼きがあります)!!

 と、ここで横からちゃちゃが入りました。「お年寄りだから和テイストって決めつけんといてや」。確かに、今のご年配の方々はホントお元気ですから、和菓子も洋菓子もしっかり召し上がり、昔からの美味しいものもご存知だからこそ幅広い知識をお持ちです。それだけに吟味される舌は肥えてらっしゃる。

 失礼しました。年齢問わず皆さまへ。新発売の『あんバターどらやき』も『茜丸五色どらやき』共々、よろしくお願いいたします。


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