ふと降り立った駅の構内で見つけた「あんぱん」。あれ?これって尾道の駅前のリトルマーメイドで見つけたご当地あんぱんと一緒だ!! でも、もちろん焼き印は違います。そこの駅名「生駒」と書かれていました。
たぶん、あんこです。尾道のは小豆の粒感がもっとありました。そして、甘さひかえめでした。生駒のはもう少し水気があり、なめらか。それにクリームもちょっと甘めでした。見た目はふんわりかさ高いのに、生地そのものはふんわり柔らかくてそこが意外でした。味としては甘さひかえめの尾道の方が好きかな。生地の焼き色ももう少し濃いめの方が香ばしく見えて好み。
でも、あちらは観光客目当て。生駒あんぱんはたぶん地元愛にあふれた人たち向け。おまけに駅の構内なので、朝夕の通勤時に立ち寄ることが多いでしょうから、お腹を満たせる大きさも大事です。予想される客層の違いもあるかと思いました。
などと比較して語ってみましたが、やはり、クリームとあんこの組み合わせは間違いないですね。満足感はいつも高め安定。時にはケーキよりも欲する時もあります。手で持ってパクパクできるのは楽しいですから。これは茜丸のどら焼きも同じ。
尾道のあんぱんを食べたのは旅行中、しかもお腹が空いていた! そんなこんなの状況の違いも加味され、特に美味しく感じたのかも。そういえば、生駒も最近は「#生駒レトロ」とインスタで紹介されていますから、旅行気分で訪れる人も意外に多いのかもしれません。
実はこの駅に降り立つ親子連れも結構多いんですよ。特にゴールデンウィークの時などは大賑わいです。近鉄生駒駅からケーブル鳥居前駅までの通路が少し混雑するほどに、皆さん、生駒山上遊園地に向かって大移動。ケーブルを見て歓声を上げるお子さんの姿はきっと昔も今も変わらずでしょうね。
生駒山上遊園地は今時のテーマパークとは一線を画したレトロ感があります。懐かしくて、思わず笑ってしまう乗り物ばかり。つまり、小さいお子さんが大満足の遊園地です。場所が山上ですから、乗り物から見える大阪の景色も雄大でオススメですね。
またケーブルの途中の駅名にもなっている宝山寺は、奥まったところまで進めばかなり広大な敷地をもつお寺さんです。商売をしている人がよくお参りされると聞いたこともあります。
そんなお寺の参道脇には趣あるレストランやカフェが点在しています。雲亭(くもてい)、Kinachick no Mori(キナチックの森)、摩波楽茶屋(まはらじゃや)、ナイヤビンキ、おと。などなど。今のところ多すぎない程度にあるのでよい感じ。
書いている内に、旅行気分で行きたくなってきました。そうですよね、地元感のある場所でもご当地あんぱんを買い、公共の乗り物に乗り、県外からの旅行者に交って新緑の生駒山を眺めれば、気分はすっかり観光客ですよね。
ご当地あんぱん、第二弾。思いがけず近場で見つけてしまいました。またどこかで出会えるでしょうか。またまた目を光らせる気満々のあんこ広め隊員なのでした。
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