最近、洋菓子でも練り切りの大きさの「姫ケーキ」なるものが出てきました。これは洋菓子から和菓子への挑戦状のようなものでしょうか。逆に和菓子から洋菓子への挑戦のひとつにあると思うのですよ、「あんこクッキー」は。
様々なレシピがあります。茜丸で出しているレシピブックにもあんこクッキーが載っています。でも今回は初めてなので、材料2種で作ってみることにしました。少なくても美味しければいうことなし。足りなかったら足していけばいいわけですから(かなり乱暴?)。
ということで、「小麦粉」と「あんこ」をほぼ同量用意しました。使用するあんこは『深煎り珈琲あん』と『あまおういちごあん』です。こげ茶とピンクの色がそのままクッキーになることを願って選びました。
あとはひたすら練る。固すぎる時には少し水を足してください。あんこも種類によって固さが違うので、そのあたりは上手く調整してくださいね。そして、丁度よい固さでまとまってきたら出来上がりです。
まとまったものを棒状に伸ばし、ラップで包んで冷蔵庫で1時間以上休ませます。生地がよりなじみますし、冷やすことで生地が少し固くなり、スライスするだけでクッキーの形が出来上がるので簡単です。
でも固くなるまで待ちきれず少し焼いてみたかったので、各色クッキー1枚分ずつ手にとり、ボール状に丸めて伸ばして模様をつけました。フォークを使って2種類のデザインにしました。簡単ですが、まあまあしゃれてると思いません?
早速焼いてみましたよ。焦げた色がついてほしくなかったので、トースターのあたため機能を使いました。最初に予熱はしておきました。そこから15分以上です。時間はかかりますが狙い通り色がそのままのクッキーができあがりました。満足、満足。
味は、あんこが「珈琲味」と「いちご味」ですからクッキーも同じ。珈琲といちごのいい香りがします。砂糖はあんこからのみなので、少し足りなかったかも。でも、サクサク食感のまぎれもないクッキーでした。クッキーといえば、卵やバターが必ず入るイメージですから、あんこと小麦粉だけでもクッキーになったのは少し不思議でした。
とにかく簡単。思い立った時にすぐ作れるのがポイントです。油分が足りないと思われたら何か香りのしない油を入れるといいと思います。バターも美味しいですが、せっかくのあんこの味、香りを楽しむことを考えるとおすすめしません。
健康のために砂糖や油分、乳製品を減らした方がよい人のためには、このレシピがおすすめ。そうでない方であと足すとすれば、砂糖または油というところでしょうか。
「甘いものがほしい!」「作ろう!」と思い立って作ってみたあんこクッキーですが、次回は別のあんこで試してみたくなりました。茜丸のあんこは種類も豊富ですから色も楽しめますし。『爽快ラムネあん』と『ほくほくかぼちゃあん』なら水色と黄色ですね。うん、いいかも。
とりあえず、今回は材料を絞って簡単かつヘルシーなクッキーにしましたが、次回はあんこの割合を多めにして、かつ油分を少し足してみようかと思います。そんな加減が自分で出来るのが手作りのよさですよね。
美味しさと健康のバランスのとれたあんこを使った手作りお菓子、これからも追求していきます!
【業務用あんこ販売店】
◆『深煎り珈琲あん』
◆『あまおういちごあん』
◆『爽快ラムネあん』
◆『ほくほくかぼちゃあん』
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