先日、用事で福岡に行きました。かねてから茜丸の『みるく饅頭かぶきもん』によく似たお菓子『博多通りもん』を食べてみたいと思っていたので、早速購入。帰ってからいただきました。
う~ん、美味しいじゃないですか! これは茜丸の『かぶきもん』と対決させてみたい!とライバル心がむくむくとわき起こりました。ということで、大阪にあるもう一つのみるく饅頭『月化粧』(青木松風庵)にも参戦してもらい(笑)、比較検討してみることにしました。
まずは<外袋のデザインと大きさ>
『かぶきもん』は、和紙素材を思わせる雅な素材です。名前が「歌舞伎(かぶき)」ですから日本文化をおおいに意識しています。『月化粧』も“すりガラス”ごしの景色を思わせる品の良さが感じられる包装です。名前から察すると薄化粧したイメージでしょうか。『博多通りもん』は半分透明でしっかりした素材。5個入りのものを買ってきたんですが、個包装の外箱も同じくビニールで十分な厚さがあり、空間も確保されていたので、福岡から持って帰るのにも不安はありませんでした。
▲左から『みるく饅頭かぶきもん』『月化粧』『博多とおりもん』
気になる<饅頭皮の厚さやシットリ感>
『かぶきもん』の皮が一番薄く感じました。というのも、写真を見ていただくとわかりますが、中のあんこと皮がピッタリくっついているのですよ。結果、食べてみた時に皮との一体感があり、薄く感じるのです。
▲『みるく饅頭かぶきもん』
次に薄いのは『博多通りもん』。こちらは少しだけ中のあんと皮との間に隙間があるので、あんと皮の美味しさが別々で感じられました。
▲『月化粧』
一番気になる<あんこの違い>
あんこの材料は言うまでもなく「豆」です。このメイン材料にどういった特徴を出させるか、何をミックスさせるかで中のみるく餡の味が変わってきます。これもまた、それぞれの特徴が出ていて面白かったですよ。みるく餡がネットリとして、きめ細かさを感じさせたのは『かぶきもん』と『博多通りもん』でした。その違いを知ろうとするなら、舌にのせて舌でつぶすようにして味わわなければいけません。それほどよく似たねっとり感と甘さでした。どうにか導き出した違いは『かぶきもん』は白あんと練乳の美味しさ、『博多通りもん』は黄身の濃さを感じるというところでしょうか。どちらもとにかくしっかり甘いです。『月化粧』は少し違いました。みるく餡らしいミルクの濃厚さは同じくあるのですが、さらに豆のほくほく感が感じられるのです。その分、ネットリ食感ではないですが、あんこ好き、豆好きにはたまらない味でしょう。甘さは他と比べると少し低めでした。
やっぱり気になる<お値段>
1個あたりのお値段は『かぶきもん』は130円(税込)、『月化粧』は129円(税込)、『博多通りもん』は130円(税込)でした。参考までに10個入りでは『かぶきもん』が1,350円(税込)、『月化粧』は1,296円(税込)、『博多通りもん』は10個入りがなく12個入りで1,480円(税込)でした。
値段設定はそれぞれの差がありました。お使いものにと複数個買う場合は箱の大きさ、包装の見た目等も少し気になりますね。その色合いや高級感など。詳しくはそれぞれのサイトでご確認ください。
同じみるく饅頭でもそれぞれの特徴があることがわかりました。皆さまもご興味あれば3種をそれぞれお取り寄せして比べてみてください。
【茜丸本舗オンラインショッピング】
https://www.osakamiyage-akanemaru.jp/
◆『みるく饅頭かぶきもん』
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