全国の皆様に有名な伊勢の「赤福」。赤福というのは会社名で、商品名が『赤福餅』なんですねぇ。瑞々しいあんこが美味しくて、全国的にも大人気商品です。
その赤福で、毎月一日に限定の『朔日餅』というのが売られているのはご存知ですか? 本店で購入する場合は、前日の夕方から整理券が配られ、商品がなくなり次第販売終了。本店で食べる場合は、券記載の時間に行けなかったら無効となり、この日だけは無料の臨時駐車場が設けられ、そこから本店までのシャトルバスが出るらしく、その対応にびっくりです! 毎月一日はそんなに混むんでしょうか。
本店の開店はなんと午前4時45分からだそうです。それに伴って、臨時駐車場も午前3時から開いているそうです。もう何もかも目を丸くするばかりです。こんなに早い時間から開く理由は、伊勢神宮のお参り時間にあわせてとのことらしいですが。
でもこういう「限定もの」には弱いですよね。それに毎月一日のみの発売で、月によってお餅の種類が変わるというのがなんとも消費者の心をくすぐります。息子の友人の家では(愛知県)、毎月一日にこれを食べるのが家のしきたりだそうで。羨ましい限りです、そんなしきたり(笑)。
さっとご紹介しておくと、2月は「立春大吉餅」、3月は「よもぎ餅」、4月は「さくら餅」、5月は「かしわ餅」、6月は「麦手餅」、7月は「竹流し」、8月は「八朔粟餅」、9月は「萩の餅」、10月は「栗餅」、11月は「ゑびす餅」、12月は「雪餅」だそうです。どれに惹かれます? 私は6月の麦餅と12月の雪餅でしょうか。
できれば、朝5時に本店で美味しいほうじ茶と一緒に食べたいですが、「自宅からはちと遠いから無理か」と諦めていたら、大阪のデパートでも手に入ることがわかりました。きっと一日だけの販売ですし、混むのは必至でしょうね。でも次回の機会にがんばろう!と今年の目標に(今頃??)決めました。
ちなみに下の写真は今年の4月に息子から送られてきたもの。こら~!美味しかったんなら母にも送ってこんか~い! ・・・取り乱し、大変失礼しました!
他にも限定ものアイデアとして、「週末セット」と称していろいろな和菓子が詰め合わせで売られるというのを聞いたことがあります。季節の移り変わりと共に毎週内容を少しずつ変えていって・・・これは楽しいですね! 案外、皆様のお近くの和菓子店でもしているかもしれませんよ。
こんなアイデアが浮かぶのも、季節を取り入れてデザインしたり味を考えたりする和菓子だからこそですね。空気や気温の変化だけでなく、季節ごとの果物や野菜の変化をも楽しもうと思うと、料理やお菓子に生かしていくということになりますから。
まぁ、そんな講釈はさておき、とにかく私は和菓子を何やかや理由をつけて楽しみたいのでした。あんこ大好きですから!
四天王寺のお膝元、茜丸でも日にち限定のお菓子がありますよ。茜丸の看板どら焼き『茜丸 五色どらやき』のフレッシュ版『できたて生五色』です。毎月21日の「お大師さん」の日だけの限定販売。
五種の豆のほくほく感、上品なあんこの甘さは、皆さまの期待を裏切りません。それに加えて、どら焼き皮の美味しさでも定評がある茜丸のどら焼きですから、この『できたて生五色』であれば、出来たてほやほや感イッパイに味わうことができます。香ばしさとふんわり感がいつもに増して、ひと味違うと大好評ですよ。限定100個の販売ですから、どうぞ毎月21日、店舗・茜丸本舗にお立ち寄りいただくこと、お忘れなく。
そういえば、毎月買いに来てくださるあの方、もしかしたら家のしきたりになっている? ありがとうございます!
和のお菓子って本当に楽しいですね。
【茜丸本舗オンラインショッピング】
http://www.osakamiyage-akanemaru.jp/
◆『茜丸五色どらやき』
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