季節の果物＆『あんとバター』のおすすめ！

　まだまだ暑いですが、道の駅などに顔を出すと、さまざまな果物が並んでいて、秋の訪れが近いことを感じさせてくれます。

　先日、久しぶりに行った道の駅で、「いちじく」と「ぶどう2種」を買いました。いちじくは凄く大好き。でも今回見たのは赤さ加減がハンパなく、完熟もの！！　鳥に突かれずよくぞ育ててくださいましたと感謝したくなりました。ぶどうは今、話題の『シャインマスカット』がお得な値段だったので買ってみました。今までなかなか手が出ませんでしたが。

　いちじくは、毎朝、一個ずつ食べました。少し小ぶりなのでちょうどよかったです。でも今日は週末なので、少しアレンジを加えてみることにしました。

　ということで、以前も一度した茜丸の『あんとバター』＆クラッカーです。前回は春だったので「いちご」を使いました。あとは定番の「バナナ」と「キウイ」も。今回はいちじくとシャインマスカット、そして「紅バラード」です。出来上がりは写真でご確認ください。

　使ったあんバターは、「高知産ゆず」と「北海道産小豆」、「大阪産いちじく」です。

　いちじく同士を合わせてみたら、いちじくの香りがさらに倍増！　まごうことなく「これはいちじくだ！」と叫びたいほどでした。で、冷蔵庫に入れて次の日も食べてみたのですが、この時はクラッカーがシットリ食感ながらも香ばしさ、塩気があり、全体的には立派ないちじく生菓子になっていました。とても美味しかったですよ。

　一方、ゆず味のあんとバターに果物のいちじくを合わせたものは、ゆずの香りが加わってさわやかな風味でした。甘いものがそれほど得意ではない人にはこちらがいいでしょう。

さて、ぶどう系はどうでしょうか。シャインマスカットも紅バラードも結構甘いので、あんとバターは少な目で十分だと思いました。かといって、何もつけずにぶどうをのせるだけでは、味は当然クラッカーと果物だけでマリアージュは生まれません。そこで間にあんとバターを塗って複雑な味わいを生み出す、これはおすすめです！

　今回、いろいろ合わせてみて、あんとバター高知産ゆずを特におすすめしたい！と思いました。ぶどう、いちじく、どちらと合わせてもいいお仕事をしていましたから。柑橘系なので爽やかさを加えつつ、表に出すぎずさりげなく引き立てる感じがありますね。

　そのいいお仕事ぶりに感心し、チーズでも使ってみることにしました。使ったのは私の好きな「切れてるチーズ」。一枚一枚取り外し、割るだけでちょうどよい大きさになります。時間がない時は超便利ですし、味もいいんですよ！　また、少しおしゃれに黒胡椒も塗してみました。食べてみるとやはりチーズのインパクトが強いので、あんとバターは多めがよいと思いました。

　これで、週末の少し目先の変わった朝ごはんorブランチorおやつの出来上がりです。果物さえ切っておけば、ささっと作れるので座りながらできます。これも夏には意外と大事！　みんながだらりと休んでいるのに、自分だけせっせとお料理するのは心によくないです（笑）。

　そうそう、あとで思いついたんですが、あんとバター高知産ゆずに梨を合わせるのはどうでしょうか？　きっと合うと思いませんか？　作ってすぐにシャリシャリとパリパリを楽しむか、冷蔵庫で寝かせてシットリさせてからの生菓子感を楽しむか、う～ん、迷いますねぇ。梨は甘さ控えめで水気の多い「二十世紀梨」がより合うんじゃないかと思いますが、皆さんはどう思われますか。また梨が手に入ったらやってみます！　皆さまもぜひやってみてくださいね。

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◆あんとバター高知産ゆず

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◆あんとバター北海道産小豆

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◆あんとバター大阪産いちじく

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