昔からなじみのあるミスタードーナツ。最近のスイーツ類はお高めですから、甘いものをお手軽に、しかもたくさん食べたい! そんな時に足を運ぶのはミスタードーナツ、略してミスドです。そんなミスドに今、注目すべきコレクションが出ています。
それは『もちクリームドーナツコレクション』。真夏にピッタリのゴーストのような風貌、かつ大好きな「求肥(ぎゅうひ)」も使われているとあっては見逃せません。あんこ、求肥、もち、寒天、葛などは私の中では常に目を光らせるワードです。和菓子、和スイーツ、和カフェなどの注目店を目にすれば思わず検索もかけちゃいますね。
さて早速、私なりに厳選した4つをお買い上げ。『大福ドーナツいちご』、『大福ドーナツレモン』、『ポン・デもちクリーム』、『あずきもちシュー』です。
まず大感激したのは、大福ドーナツいちご、大福ドーナツレモンに使われている求肥の柔らかさです。ふんわりかかった求肥の柔らかさと中のドーナツの軽さが絶妙なコラボ感です! ドーナツの生地をサクサクのシュー生地にしてあるのはきっと求肥とのバランスを考えてのことに違いありません。「ドーナツと求肥?」と初めは思いましたが、さすが求肥さん、いい仕事しています。
前回の寒天でも思いましたが、寒天といい、求肥といい、それ自体はそんなに味を主張しないんですよね。ほのかな甘みはあっても相手の個性を侵害しないというか・・・まさに「和」の素材です。味はほのかですがその食感という個性で、結果的になくてはならないものだったりします。
話を戻して、ホイップクリームの甘さといちごジャムの量もいい具合でしたよ。手作りでお菓子を作る時にはつい何でもたっぷり入れてしまうんですが、バランスを考えるのは大事なことですね。全体的にはしっかり甘めです。ミスタードーナツさんですから。
次は、ポン・デもちクリームです。もともと「ポン・デ」シリーズは好きでしたが、他のドーナツと比べるとボリュームがないと思っていました。でも今回のポン・デもちクリームは違いました! もちフィリング入りでさらにホイップクリーム。おまけにキラキラとしたグレーズ付き。写真でもわかるように、たっぷりかかっています。これは小腹が空いた時に、ひとつだけという時でも十分満足できるでしょう。
最後は、あずきもちシューです。もちもち食感のシュードーナツ。これは大福ドーナツと同じでしょうか、そこに北海道産あずきあんとホワイトチョコをのせています。ひとくち食べて超甘!と思いました。ホイップクリームではなくチョコだからですね。とにかくとことん甘いものを口にしたいという時に最適ですよ。
全部食べおえて(笑)の感想は・・・ドーナツと和の食材のコラボもいけますねということ。交通網やネットの発達でこれだけ世界が近くなって、それぞれの国独自のものと他国のものを合わせてみたいと考えるのは自然なことだと思います。ただ最高の相性にまでもっていくためには試行錯誤が必要でしょうが。
なんてたいそうなことを考えなくても、ご家庭の手作りでは自由に楽しめばいいんですよね。とりあえずの求肥! これは使えそうです。見た目がゴーストになれるのでこれからの季節にぴったりです。小さくパンケーキを焼く。そこにあんこやホイップクリームをのせる。そして、求肥をふんわりかける。楽しそう! つぶあんであればそこから小豆を取り出して目にするのもいいですね。
ホイップクリームだけではふんわりすぎてすぐヘタりますから、あんこを使うのはおすすめです。ホイップクリームをしっかり甘くするのなら、茜丸のあんこの中でも低糖度のものがいいでしょう。さらに固さにもこだわってみるといいですよ。
以上、やっぱり最後にはあんこ話についついなってしまう、あんこ広め隊メンバーでした。
【業務用あんこ販売店】
◆粒あん
◆つぶあんこしあん低糖度シリーズ
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