一時、人気の東京土産のひとつとして、TVやSNSで横浜・香炉庵の『パイナップルどら焼き』をよく目にしました。「えっ、東でも季節のあんこは人気なの?」と大阪のあんこ屋・茜丸はつぶやきます。
かわいいパイナップルの焼き印が押された皮はあくまでかわいく、中にはパイナップル味のあんこ。うんうん、食べてみたいと思っていたところに、友人からポルノグラフィティのコンサートを見に東京に行くとの話が! 「無理だったらいいけど・・・」と、早速頼んでみました。
しかし、さすが季節限定。夏のどら焼き『パイナップルどら焼き』はすでに終了。季節先取りで、秋の『モンブランどら焼き』に変わっていました。
茜丸にも栗を使ったどら焼き『まるごと大栗どらやき』と『どっさり栗どらやき』がありますが、こちらはモンブランと銘打っているためか洋酒がしっかり効いていました。ゴロゴロと入った栗もよい感じです。茜丸の『どっさり栗どら焼き』を洋風にした感じでしょうか。
大きさはあくまで小ぶりでかわいく、小さい栗の焼き印がさらにかわいさをUPさせています。「KAWAII(かわいい)」の日本語が外国人の間でも使われるほど、日本のかわいい文化は有名ですから、こういったちょっとしたかわいい工夫に日本文化を感じる人がいるのかもしれません。
さらに気になったのはパッケージです。前回の名古屋土産でも目を惹いていた濃いピンク色の箱で、オリンピック公式マスコット「ソメイティ」にちなんでの色の選択なのでしょうかと、つい想像してしまいます。加えて目につくのは、上面にプリントされている「KOUROAN」の文字です。前面の下部には香炉庵と漢字で書かれていますが、アルファベット表記の方がパッと目に飛び込んできますね。
色といいアルファベット表記といい、外国人観光客やオリンピックを意識している東京の空気を感じました。そういった機運は当然ながら関西よりも高いのでしょうね。
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