先日、阪神百貨店で開かれたイベント、食祭テラス[第2回和菓子のミライ]では、アイデア溢れるたくさんのお菓子を見て、目の保養をさせてもらいました。若い人たちの柔らかい頭でなんて素敵なものが生み出されるのか、と感心しました。
『あんがさね』の味は、「ココアフランボワーズ」「しょう油きな粉」「抹茶柚子」「全粒粉レモン」の全4種。それぞれ、焼き菓子部分とあんが違います。例えば、「ココア味の焼菓子×フランボワーズあん」だったり、「抹茶の焼菓子×柚子あん」だったりといった具合。よく考えられ、丁寧に作られているお菓子だと感じさせます。
食べての感想は・・・焼き菓子部分がなんて柔らかい! 和菓子の柔らかさに焼き菓子を近づけようとされたのでしょうか。食べながら、「あれ、これ焼き菓子ですよね?」と、じーっと見つめてしまいました。添えられた紙にも「口溶け柔らかな焼き菓子に・・・」と書かれています。やはり、この柔らかさにはこだわりがあったんですね。
でも焼き菓子ですから味は濃厚。最近のあんバターの流行りからもわかるように、あんこがバターの洋の味とも合うことは皆さんご存知です。この『あんがさね』の場合は、さらに生地を変え、様々な味のあんこと組み合わせ、ひとつひとつ目をつぶって吟味したくなるような複雑さを生み出しています。
とはいえ、実は美味しすぎてパクパクと食べてしまったのですがね(笑)。柔らかさや口溶け感、これが実は大事なんだと思った次第です。
さて、焼菓子を手作りされる皆様、このお菓子を参考に、あんこを挟んだ焼き菓子を作ってみませんか。あんこを手作りされるのまではちょっとという方は、茜丸に『柚子あん(香味ゆずあん)』、『きなこあん(芳しきなこあん)』、『レモンあん』もありますよ。少量で売られていますのでどうぞお気軽にご購入くださいませ。
【業務用あんこ販売店】
◆香味ゆずあん
◆芳ばしきなこあん
◆レモンあん
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