「Twitterで話題だよ」と教えられた和菓子屋さん「五条堂」。大阪といえば梅田や難波が有名ですが、このお店は大阪の中心から奈良に向かう途中の東大阪市にあります。そこで人気の「フルーツパフェ大福」をゲットすべく車を走らせました。
ナビのいう通りに進み、着いたお店の風情は地元に愛されるお店といったサイズ感。でも応対が落ち着いていて、自宅用と伝えたにも関わらず丁寧に美しく包んでくれました。紙製のピンクのリボンがいい感じ。
壁には賞状や感謝状が飾られていました。賞状は全国菓子大博覧会で取ったもの、感謝状は橿原神宮(奈良にあります)に献菓した時のもののよう。菊花紋章のついた感謝状を見て、きっとこれは美味しいに違いないとワクワクしました。
さてお目当ては、フルーツパフェ大福の『鴻池花火大福』です。大福ですから中は粒あん。そして、フルーツがぎっしり詰め込まれています。パフェですから生クリームももちろん入っていましたよ。
説明書きのおすすめに従って半解凍でフルーツのシャリシャリ感が残った状態でいただきました。大福もちは食べ応えある厚みで柔らか。中のフルーツはあくまで自然な甘さ。生クリームの甘さとミルキー感がしっくり合っています。
和と洋のコラボはもう当たり前になってきたのかしら。普通に、かなり美味しいやん!(どっちやねん)とつぶやきました。甘さのバランスが絶妙にいいっ!
最近のケーキは見るたびに値段が上がっている印象。小麦粉やバターなどの材料が高騰している影響だそうですが、それに比べると和菓子系はそこまで高くなっていません。満足度高くてカロリー低めなら人気になって当たり前ですね。
気になるお菓子はまだまだありましたよ。干し柿を使ったミルフィーユとかドライフルーツ入りの羊羹とか。後者は手作りもできるのでは?と目論んで参考までに買ってみました。名前は「みのり」。これも和と洋のコラボなのかしら。甘さとしてはちみつを使っているところが少し洋?
「紅茶に合う羊羹」と書かれていますから、香り高い紅茶をストレートで淹れて一緒に楽しみましょう。容器もワイングラス型の中に入っておしゃれ。五条堂のトレードマークなのかフクロウがシールに描かれていて手土産によさそうですね。
他にも、日常的なおやつにぴったりの三色の花見だんごや個包装された栗羊羹もありました。珍しいレモンクリーム大福もありましたよ。それにそれに・・・と何度か通いたくなるほど魅力的な品々。またぜひ行ってみようと思います。
考えてみれば、大阪や京都は昔、昔のその昔、文化の中心だったわけで、その流れで今も高い食文化を誇ります。舌の肥えた人たちに選ばれ、残ってきているお店はもうそれだけで価値あるのではとも思います。
そんなお店のひとつ、わが茜丸でも和と洋が見事にコラボしたどら焼き『YODORA』が最近発売されました。フルーツを使っているという点では『鴻池花火大福』と共通していますね。でも『YODORA』は生クリームではなくバタークリームです。しっかり練り込まれたフルーツフレーバーが新感覚!
もうお召し上がりいただけましたか。ぜひ一度お試しくださいね。こちらも紅茶と合いますし、バタークリームの美味しさに目覚めること、保証します。どの種類も甲乙つけがたいほどにいいときっと思っていただけますよ。
【洋風どらやき『YODORA』特設サイト】
◆洋風どらやき『YODORA』
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