季節を感じる和菓子、最高!

 あんこ好きにはたまらない、あんこ主体の和菓子といえば羊羹やういろですね。

 どちらもよく似ていますが、ういろの方がもっちりしています。いや、していましたという方が最近は正しいような。作り方や主な材料が違うとネット情報には書かれていますが、ういろの食感は羊羹に近づいているように思うのですよ。まあ、美味しければ呼び名はどちらでも構わないんですが。


 ようやく少し秋?いやいやまだ暑い?そんなことを呟きながらの日々です。まだまだ続く夏に別れを告げたくて、秋の食材を使ったお菓子を食べたくなりませんか。もう秋ですよ!夏は終わりですよ!と脳に刷り込みたい。思い込みって意外と大事です(笑)。

 ということで食べてみたのが、秋を代表する食材、栗とさつまいもを使ったういろです。これがまたおいしかったんですよね。購入したきっかけは、大阪人には外せない虎模様に惹かれたからです。見てください、見事な『黄色と黒のシマシマ』。なんだかワクワクしますね!


 黒色は胡麻からかと思ったら炭でした。体の中からデトックス?さつまいもの黄色とで、とてもいいコントラストです。作るときにどんなふうにシマシマにするんだろう。作ってみたいなあ。


 もう一つの栗ういろは、栗が贅沢に使われていいですね。実りの秋を感じますね。秋を感じる一番の食材は栗。でも最近はモンブランケーキの人気がありすぎて、少し栗の季節感が薄れてるようにも思います。おいしいのでいつでも食べたいですが、季節を大事にしたいと思うと我慢して待つのも大事かもしれませんね。

 製造は三重県にある「虎屋ういろ」様。甘さ加減が絶妙で、舌ざわりなめらか。おいしくいただきました。半分に切って写真の大きさになります。それを2種どちらも一気にペロリと食べました。カロリーは1本あたり約400なので、半分を2つで400カロリー。ケーキ一つ分?

 和菓子は、実はそんなにカロリーが低くなかったりします。洋菓子との違いはバターなどの油分が使われないこと、豆の栄養がたっぷりなことでしょうか。カロリーも気になりますが、栄養もバランスよく摂ることも大切ですから、あんこが主原料になることが多い和菓子はやはりオススメです。

 加えての季節感、見た目の美しさ、品のある色合い。そんな日本を感じるセンスも愛してるんですよね。これからもあんこ広め隊として、あんこを楽しみ、その魅力を後世に伝えていきたいと思うのであります。昔あったのに今はなくなったね、いつの間にか見なくなったね、ということにならないように。


 あんこのおいしさ、やさしさ、栄養価の高さ、汎用性の高さ等々、魅力はいっぱいですから大丈夫!とは思っていますけどね。



AKANEMARU NEWS

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