「あんバターパン」が話題になってからもう数年経っています。いっとき流行ってもすぐに消えてしまうものもありますから、これはもう定着するでしょう。パンも、初めは食パンもしくはブリオッシュ系が多かったように思うのですが、最近は色々。カスクートが私のおすすめですが、どこにおさまるのかなと楽しみに見守っています。
さらに、今来ていると思われるものは、あんバター味の様々なお菓子です。飴やチョコレートはすでにご紹介しましたが、今回ご紹介するのは「アイスクリーム」。コンビニは次から次へと新しいものが投入されますね。追いかけるのに必死！ それだけ見過ごせない魅力ある商品ということでもありますが。
まず一つ目は最中です。『あんバターのトリコです』というインパクトある包装がまた採用されています。紫色はあんこの色から来ているんでしょうね。この包装もオシャレでわかりやすいので定着していきそうです。
早速、食べてみることに。甘さが普通のモナカよりも強く感じられます。理由はうっすら入ったあんこからというより、アイスクリーム部分の濃厚さからだと思われます。加えてのあんこですから、これひとつで大満足！ 外の皮もしっかり厚めですから、甘さ的にも量的にも小腹おさめに十分です。
最近は、アイスは夏だけのものではなくなりましたから、これからも売れていくかもしれませんね。これは息が長い商品になるかも。いや、なってほしい！ そんな愛着をもってしまう商品ですね。バターとあんこの組み合わせの正しさ（？）をしみじみ実感できますから。
次にご紹介するのは『もちもちあんバタバー』で、こちらは「バー」がついているようにアイスバーです。中心にはあんこ、その周りをもちもち食感のバターアイスが包み、さらに、あん風味のチョコレートコーティングといったアイデアと工夫が詰めこまれています。
もちもち食感は、「う～ん、そうかな？」と初めは思いました。そういえば歯ざわりが、硬い訳じゃないのにしっかり感じられる・・・あれ、溶けにくいみたい。これがもちもち食感ってことかも。溶けにくいということは安心して食べられますね。
以前、溶けないアイスをご紹介したことがありましたが、あれも葛を使ったもちもちっとしたアイスでした。『もちもちあんバタバー』は食感だけでなく、溶けにくさへの配慮もあるアイスなのかも。小さいお子さんにぜひおすすめしたいです。
でもそんな分析はさておき、「美味しかったからマル！」と言いたいです。「やっぱり、アイスクリームにバターをさらに足し込むんだもの、美味しくないわけがない・・・」と一人呟いたのでした。あん風味のチョコレートも美味しかったですよ。これだけ単品で商品化してほしいと思いました。
あんことバターの組み合わせ、まだまだ目が離せません。
このブームを機に、スプレッド系も復活するかも？ そういえば、茜丸でも最近『十勝粒あんバター』が発売されたようです。こちらもぜひ試食してみたいですね（笑）。
【業務用あんこ販売店】
◆『十勝粒あんバター』
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