ある暑い日、もっとも暑い時間に京都市内をウォーキングしました。ご存知の通り、京都は碁盤の目のような道路ですし、平地なのでどこまでも歩いていけそうで、つい調子にのりました。
京都駅近くからひたすら油小路を南下。途中途中の景色は、以下の写真の通りです。暑そうでしょう! でも何かあったら沿線のコンビニに駆け込めばいいので安心なコースです。
まずは、羽振りがよさそうな任天堂(Nintendo)。
こんな道をひたすら歩きました。
近鉄電車との立体交差。
鴨川にかかる橋の欄干。
蔵つきの住宅が普通にありました。
宮内庁管理の天皇陵もさりげなくありました。
涼みがてら、京セラ本社と稲盛氏のライブラリーを見学。
近代化産業遺産に認定されている酒造会社。
気持ちのよい川べりを歩きました。
観光客に喜ばれそうな黄桜カッパカントリー。
ゴールは桃山御陵前と大まかに決めていましたが、さすがに最後はへとへとでした。天気もよすぎるほどによかったですし。そんな時に目についたのが京都らしい風情のある和菓子屋・京菓子司 富英堂さん。「葛氷」の文字を見て吸い込まれるように入りました。
美味しそうなお菓子がたくさん。甘いものを欲していた私はすぐにでも食べたいと思い、店内の小さな椅子を見つけ、ここで食べてもいいか聞きました。OKをいただきホッ・・・。私の疲れ切った様子に同情してくれたのかも。
店内で食べていくのは『くず桜』にし、他いくつかを持って帰ることにしました。色々あって迷いましたが、この店の看板お菓子のようである『えがお』はまず決定。それと大好きな『水無月』にしました。でも、茶だんごも深い色で美味しそうでしたね。若い時のように一度にたくさん食べられないのがくやしいです!
『くず桜』は・・・もう、体にじわーっと浸み込んでいくよう。汗もかなりかいていましたから、桜葉の少しの塩気がよかったのでしょうか、疲れがすーっと引いていくようでした。考えてみれば、あんこは砂糖だけでなく、ほんの少しの塩も入れます。エネルギーチャージにはピッタリでしょう。
前回のピクニックに続いて、ウォーキングのお供にあんこのお菓子。合います、合います!
実は最近、ウォーキングにはまっています。大好きなあんことウォーキングが結びついて、なんだか何重にも嬉しかった一日となりました。いい汗かいて、好きなものを食べる。最高です!!
そうそう、帰ってすぐに『水無月』を、次の日に『えがお』をいただきました。水無月はモチモチ部分の上品な甘さが本当に美味しかったです。上の小豆は言わずもがな。
『えがお』はあんこが甘いだろうと思っていましたがそうでもなかったのが少し意外。茜丸のどら焼きを思い出させる、小豆の美味しさを感じられる甘さ加減でした。生地のサクサク加減が軽くて、夏にはぴったりです。
大阪も奈良もいいですが、やっぱり京都はええなあと思います。
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