オシャレなあんぱん、京都で見つけました!

 コロナがいったん収まり、以前通りのにぎわいが戻ってきました。観光業に関連する方々も「これからだ!」と張り切ってらっしゃるのではないでしょうか。この日常が長く続くようにと願っています。

 さてそんな折、観光客のメッカともいえる、京都に行ってきました。行く先々でたくさんの人を眺め、今は日本人ばかりだけど「その内、海外からの観光客も来日するんだろうな」と考えながら歩いていると、京都駅の地下でとても美しくディスプレイされた「あんぱん」を見つけました。

 それが「SIZUYAPAN」。志津屋の食パンは学生時代によく買っていて、京都の街中あちこちにお店がありました。今もあるのかもしれませんが、ここは場所柄か海外からの観光客向けのようで、かなりオシャレな雰囲気でした。

 ディスプレイの中に並ぶあんぱんは、包装の文字はすべて英語表記です。日本語が読めなくてもそれを読んで選べます。2021年11月の時点では10種類の味があり、「小倉」、「黒豆」、「柚子」、「抹茶」、「安納芋」など、日本人から見ても惹かれる味ばかりでした。

 包装のデザインのポイントとなっている模様は家紋からアレンジされているようです。使われている色も黒、朱赤、金色のみに絞られ、シンプルな“Japanese beauty”が感じられるオシャレで素敵な包装です。大きさも手ごろ。その包装の美しさに思わず手にとり、買って帰りたくなります。

 10種類ありますから3つだけ試しに買ってみようと心に決めました。が、迷いましたよお! 長い時間、看板の前で悩んだ末に、「黒豆柚子(KUROMAMEYUZU)」、「抹茶(MATCHA)」、「シナモン(CINNAMON)」にしました。

 この日、京都の北に行き、豆大福で有名な出町ふたばの行列を見ましたが、時間の都合上、買えませんでしたので黒豆を選びました。抹茶は観光客の定番、シナモンは少し変わり種なのでどんな味か興味がありました。

 では実食!!

黒豆柚子:黒豆のほくほく感にまずやられました。舌の肥えた外国人もきっと豆そのものの美味しさに感激することでしょう。出町ふたばの豆大福も豆が本当に美味しいですが、こちらの黒豆も大粒でたっぷり入っていて大満足。まわりを囲む柚子こしあんも美味しかったです。柚子もほどよくいい香りでした。

抹茶:中に入っている鹿の子がいいアクセントになり、いかにも日本的な味わいの抹茶あんがさらに楽しめます。こちらはパンも抹茶パンになっているので、外も中も抹茶の風味を存分に味わえます。試作を何回も重ねた末の傑作なのでしょうね。


シナモン:こちらのパンは酒粕黒ぱんです。健康志向の方には見逃せないパンですね。表面の鳥の押し型もかわいい!中の粒あんはもちろんシナモンの香り。そしてなんと「もち」入りです。もち入り最中は確かに美味しいですが、あんぱんにもなんて…贅沢ですね。これを選んでよかったと思いました。しっかりシナモンがきいているそのインパクトの強さをもちが和らげ、ちょうどいい仕上がりです。

 などと勝手にいろいろ感想を書かせてもらいました。あと7種類はまた次の機会に購入してみます。「安納芋(ANNO IMO)」や「柚子(YUZU)」も食べてみたいです。袋のデザインにも興味ありますし。このデザインだけで何かグッズを作ってもいいんじゃないかと思うくらい美しいです。

 以上、海外からの観光客を迎える準備が整いつつある京都駅前からのレポートでした。

 京都は・・・ええなあ。

AKANEMARU NEWS

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