こちらの記事は、 以前のスタッフが執筆した記事です。
―――――――――――――――――――――――――
お彼岸になると食べたくなる「ぼたもち」、いやいや「おはぎ」?どっちが正しいのかといつも思いますが、季節の花に合わせて呼び方が変わるという説が気に入っています。秋は萩だから「おはぎ」、春は牡丹だから「ぼたもち」。
(写真は、奈良の長谷寺で撮影した牡丹の花です)
茜丸でもお彼岸の時期限定で、ぼたもちを製造しています。あんこ製造会社の茜丸ですからあんこにこだわるのはもちろんですが、今回は中身からリニューアルされているんですよ。そこをお伝えしたいです!
おはぎの中身、ごはん部分は【もち米】と【うるち米】を使います。もち米は、佐賀県産ひよくもち米と、うるち米には大阪・福島区の「米蔵人 おくむら米穀」さん厳選の特別栽培米「えころ」を絶妙な塩梅で配合して、ふんわりもちもちに仕上げました。
私はよくぼたもちをご飯代わりにするんですが、それというのも中身がけっこう重いというか、おなかにちゃんと来るからなんですよね。それもそれでよいんですが、今の時代は軽さがポイント?なのか、若いパティシエくんが食後のデザートとして食べやすいように工夫しました。
食べてみると、確かに軽い。食べやすいです。粒あんとこしあんきなこの2種類どちらも一気に食べられました。
粒あんは見た目が甘すぎるイメージで、いつからかこしあん好きになっていました。このぼたもちも、つやつやしていてかなり甘そうに見えます。が、甘さよりも豆の味わいが前面に出てくるようで、少し意外。あんこはしっかり厚めにつき大満足なんですが、甘ったるくなかったんです。これは好き!ちなみに小豆は北海道十勝産の「十勝粒あん」です。
こしあんきなこについては、やはりきなこの香ばしさがまず鼻をくすぐりますね。そして特筆すべきは中のあんこです。茜丸の最高傑作「極上皮むきあん」を入れています。その量、見てください。自信をもって、お客様への愛をこめて、思い切ってたくさん入れました。普通はここまで入りませんよね。きなこもありますからどうしても甘くなりがちですし。でもこのあんこなら大丈夫です!やさしい味わい、なめらかな舌触りで、粒あんぼたもちとはまた別の魅力が生まれていますよ。
お彼岸の時期にだけ登場する、ぼたもち。ぜひ茜丸本店に足をお運びくださいませ。
【業務用あんこ販売店】
◆「十勝粒あん(450g)」
◆「極上皮むきあん」
0コメント