茜丸から新しいあんこ『あんバター』が遂に完成したと聞き、早速いただきました。
まずはそのまま食べてみる。こ、これは美味しいです。いいものできましたねえ・・・なんて誰にともなくつぶやきました。子どもの頃の思い出と相まって練乳が大好きなんですが、それに通じる美味しさ、濃厚さ、甘さです。そのまま食べるのもおすすめ(笑)。
しかし、それではやはり芸がないので、いつでも人気のフレンチトーストにしてみることにしました。使うのはバタール。バケットよりも太めで柔らかくてもちもち。私はバケットよりもバタールが好みです。太い分、中に穴があいていますが、それがまた弾力のもとにもなっていますよ。
③卵液につけます(両面それぞれ3分ずつ)
④フライパンを熱し、バターをとかして両面焼きます。
コツはですねえ、漬け込む時間はしっかり取ること。厚いので長めに。でも弾力があるバタールであれば、押さえてその反動で吸い込ませることもできますよ。
さて卵液についてですが、普通は卵と牛乳、砂糖ですね。でも中にあんバターを挟むので、ひとつまみ塩を入れて濃い味つけにした方がいいと思います。今回はバター×3(バタール、あんバター、バター)入りのレシピですから、あっさり薄味は厳禁ですよ!
私は1本のバタールと卵ひとつで、2種のフレンチトーストを作りました。ひとつは通常のもの(卵液はほんの少しの塩入り)で、もう一つはチーズ味です。卵は白身と黄身に分け、黄身は通常の甘い味のものに使い、白身は粉チーズをたっぷり入れて塩も少し多めに入れて味付けしました。
切って、挟んで、漬け込んで焼く。フレンチトーストは思い立ってから出来上がるまですぐです。あんバターはそのまま食べても美味しいですが、やはりこんなひと手間をかけるだけで満足度が大幅アップですね。豊かで優しい生活だなと嬉しくなります。
食べての感想は、あんバターは汎用性高いなあということ。特に洋のものとの相性は抜群でしょうね。あんこの豆っぽいところやもったりした重さが苦手という人もこれなら大丈夫でしょう。なめらかで柔らかいので、袋の角を切りそこから絞り出すことができます。お道具要らず。
バタールの弾力そのままに噛みしめると、ジュワーとバターが浸み出します。黄身だけ卵の濃厚なケーキ感、白身だけ卵とチーズのしょっぱいランチ感、どちらもそれぞれよかったです。特に思いつきで作ったチーズ味のはおすすめ。
ただ少しあんこを入れすぎました。チーズの美味しさを感じるためにはあんこは隠し味的な量がいいかもしれません。それか味噌味や胡麻味のあんこにするのもあり。もちろん茜丸製で。
そうそう、あんバターそのままを味わいたくてジャム的にも食べてみましたよ。バナナとぶどうをのせました。果物は水分がありますから、なめらかなあんバターとよくなじみます。口の中で果汁とあんこが混じり合って少しさわやか。時間のない時にはいいですよね。パン、果物、豆の栄養がとれる簡単おやつです。
以上、新しいあんこ「あんバター」を使っての簡単レシピでした。410gの袋入りで使い切りやすいですし、そのまま絞れる便利さもあり、使い勝手がいいという点でもおすすめですよ!
【業務用あんこ販売店】
◆「あんバター(410g)」
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